横浜ジョイポリス
試乗レポート
◎横浜ジョイポリス試乗レポート
電動カートといえば、思いつくのがゴルフ場のキャディカートとか、高齢者用の車イス。ところが、横浜ジョイポリスの電動カートは違う!!!なんと、普通のレーシングカートに、高出力電気モーターを組み込んだ、本格的なレーシングカートなのである。普通のエンジンのカートには何回か乗ったことはあるけれど、電動は初耳!はたして、電気モーターでどこまでパワーがでるのか?エンジンとどう違うのか?数々の疑問を胸に、横浜ジョイポリスへ向かった。
○交通手段
・電車
今回はクルマで行ったので、電車でのアクセスは良く分からない。おそらく、JR石川町駅が最寄駅になるかと思うが、そこからも結構距離があるので、バスを利用するか、最初からクルマで行ったほうがいいかもしれない。
・車
車でのアクセス方法は、高速なら新山下出口を降りてすぐ。駐車場も広いので、やはりクルマがオススメ。ちなみに、施設を利用すれば駐車場代はタダ。
・試乗コース
コースはかなりせまかった・・・10m四方くらいの広場に、タイヤでコースが作ってあるのだが、一周約16秒くらい。一般的なカート場より狭く、よく遊園地にあるプレイカート場のイメージだ。しかも、カートは1台しか走れない(タイムアタック)ので、バトルができないのがさみしい。ちなみに、運転免許はなくてもカートには乗れる。
@電動カート試乗
○概要
さて肝心の電動カートだが、一見普通のレーシングカートとかわらない。まさに、そのままエンジンがモーターに積み変わっただけ。遊園地によくある、プレイカートではない。当然、ヘルメットも装着。むむむ、結構本格的かも。
○居住性
カートだから、居住性もへったくれもないんだが、とりあえずタイト。視点も低い。しかも、アイドリングがない!!プリウスと同じだ!(電動だから、あたりまえだが)
○動力性能
これが結構パワフル!モーターらしく、トルクフルにリニアに吹けあがっていく。コースが狭いせいもあって、結構レーシーな雰囲気が充分。もちろん、ハンドリングはカートそのものでシビアかつダイレクト。特にエンジンとモーターの差は感じられず、拍子抜けしたのも事実だが、なれてくるにつれ本格的にコースを攻めはじめ、なかなかのタイムをマークできた(16秒)。
○結論
これはなかなかオススメ!エンジンと比較しても充分パワフルだし、当然排出ガスも出ないのでインドアカート場もできる。唯一の欠点は、コースが狭いことだけなので、ぜひ普及して欲しい。ちなみに、外から見ていると音がぜんぜんしないので、スピード感がなくって、少々間抜けなイメージだが、運転している本人は結構真剣だったりする(笑)。
A電動スケートボード試乗
○概要
これはすごい。いや、普通のスケボーにモーターがついた、まさにそのまんま電動スケボーなのだが、なんとアクセルがワイヤレスリモコンになっている!拳銃型のリモコンの引き金を引くとアクセルオン、逆方向に押すとブレーキ、というシステム。とにかく、邪魔なコードとかがないので、かなり自由なアクションが可能。しかもかっこいい。
○動力性能
これは正直言ってコワイ!!私も、スノーボードを少々たしなむが、横乗り系で駆動力があるのが、こんなにコワイとは思わなかった。しかも、スノボのように固定されていないのが、よけいに不安。最後までへっぴり腰だった・・・良く考えてみたら、私はスケボーはできなかった。スケボーができる人には、おもしろいかもしれない。
○結論
3つのなかで、一番難しい。でも、乗りこなすとかっこいいかも。
B電動キックボード試乗
○概要
これも、そのままキックボードにモーターがついただけ。少しホイールが大きくなっているので、走破性と乗り心地はよくなっているかもしれないが、普通のキックボードにのったことがないので分からない。
○動力性能
これは楽しい!!3つのなかで一番簡単で楽しいかもしれない。走行も安定しているし、コーナーも曲がりやすい。まさに自転車感覚で、子供でも乗れる。
○結論
これは一台欲しい!もうちょっと軽ければ、いろんなところに持ち運べて便利だが、さすがにモーターとバッテリーは重そうだ。